メモミー

かめの走り書き

京都で会った女

仕事で京都に行ってきた。

仕事言ってもまだ僕は学生で、でもこれから先なんとか食っていかなきゃならんわけで、やだなぁと思いつつも、意識高い系のパイセンに連れられて、意識高い系の現場に行ってきた。割はいいから行ったわけだけど、やっぱりストレスたまるし、1日終わって飲んでても楽しくない面子。

その仕事の企画運営してるのが今話題?(知らんかったけど)某バズらせ系女子とかなんとかよくわからんけどそんなん。で、顔はいいし芸術系の教養もあるけど話はクッソつまらん。

そういう酒飲んだらホワホワ簡単に酔っ払って、仕事できすぎて自分のブログに体調崩したとか書いてチヤホヤされて、成功してるっぽい感じの女の関西弁は本当にムカつくものなんだと経験した。

僕のことは底辺芸大生と思われているんだろうか上から目線で、正直犯そうかと思った。というかその日のオカズにしてやった。

つかおまえ仕事できてねーから展示設営計画クソ下手でセンスねーから。シコシコ…

 

暇な時間があったので誰かと呑みたくなり、そんなツイートを何気なくしたら、中学生ぶりにある女子と会うことになった。

彼女は関西に既に就職しているらしく休みの日とのことで昼間っから呑むことになったわけだ。そしてその子は僕の初恋の人でもあった。振られているけど。

小学校からの幼馴染で、よく遊んでいた。中学に上がってクラスが離れて意識するようになった。お人形みたいに可愛くて、小柄で、頭も良くて文学少女で、既にアニオタだった僕には正にヒロイン過ぎで勉強したくないけど彼女と同じ塾に入るために親を説得するぐらいぞっこんだった。恥ずかしいなぁ。

んでまぁ呑んだわけだけど久しぶりに会ったら相変わらず可愛い。化粧は濃いし、髪ウエーブ、オタクを殺す感じの服だったけど可愛い。

大学柄かこういう感じの女子がいないので、新鮮だった。山男みたいな俺と居て恥ずかしかっただろうなぁ。

呑んでいてテンションはお互い上がっていたし楽しかったけど、どうも突っ込んだ話ができなかった。中学生の頃は小説の趣味が被っていて共通言語があったけど、やっぱり時間が彼女を変えたのだろう。そりゃそうだけど。

映画やアートの話もどうもなんか噛み合わなかった。初恋の人は変わってしまったのだ。過ごしている時間軸が同じようで違うのだ。

そりゃそうだけど。さ。

 

怪奇大作戦の「呪いの壺」を思い出す。女と男、現実とジオラマ、本物と偽物の話だ。ぜひ見て欲しい。